流氷砕き観光船進む　北海道網走で「接岸初日」　平年より13日遅く

• 
• 
• 
• 

　北海道網走市にある網走地方気象台は17日、今冬初めて流氷で海面が覆われて水路がなくなり、一般的な船舶の航行ができなくなったとして、「流氷接岸初日」を発表した。平年より13日、昨年より26日遅い観測となった。

　午前10時30分、市街地の高台にある気象台から確認した。

　流氷は前日まで沖合にあったが、一晩で一気に接岸。網走川河口の網走港前も真っ白に埋め尽くされ、港を発着する流氷観光砕氷船「おーろら」は、氷を砕きながら航行した。